いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
ウチでは雨の日は、基本的にお散歩しません。小町自身が歩きたがらないのと、汚れちゃうのが大きな要因です。さらには、飼い主がやる気ないというのもあります(笑)
外排泄しかできないわけじゃなく、家のトイレでちゃんと用を足してくれるので、わざわざ出掛ける事もないという判断ですね。
でも、ここ連日の雨の中、それでもお散歩している人やワンコをたくさん見かけます。エライな〜、というのが正直な感想ですね。ウチはすぐサボっちゃいますけど、ルーティンを守っているのは凄いな、と。
ただ、傘をさして散歩している、ましてその状態で多頭飼いの飼い主さんを見ていると、結構危ないなというのも正直な意見です。だって、リードもうまく保持できないし、何かの拍子にワンコがダッシュとかしたら、転倒しちゃいそうですから。中型犬以上なら、ホント可能性高いですよ。
何より、おそらく本人が考えているよりもかなりスペースを取っています。広い公園とかならいいんですけど、普通の道路ではクルマ半分くらいの幅を使っちゃってるんですよ。
カッパを着なさいとかは言い難いですけど、視界もよくなくて死角が増えるし、狭い道路で傘をさして散歩しているケースでは、できるだけ近寄らないようにしています。せっかくのお散歩なのに、危ない思いをするのは人にもワンコにもマイナスですよね。
ここの所、例の機能性サポーターをフィッティングしてみるケースが多いのですけど、ピッタリとフィットしていないと効果が薄いのでそこはかなり入念に行っています。で、思うのは犬種や体重などで、おおまかな身体の大きさを分類しても、各部の寸法はそれこそフィッティングするたびに異なる事を、今さらながら思い知らされています。
もちろん頭では理解していましたが、服のサイズを合わせるのは簡単な事じゃないです。イージーオーダー、もしくはさらなるサイズラインナップの細分化などが必要だと、やっていて痛感しています。
それはそれでコストアップになることでもあり、どこで妥協点を見いだすかが難しいですね。理想は完全オーダーでしょうが、それにしたって計測の仕方を統一しないとダメですから。
製品としての機能性は十分高いのですが、要素としてはこのサイズアジャストがどこまで可能になるのか、今後の課題として報告する予定です。
今夏のインターペットは、会場も広くなって歩きやすく&見やすくなったり、猫ブームに乗っかって猫関連の出展が急激に増えたりしてましたね。私たちが行った金曜日は天気もイマイチでしたが、それにも関わらず多くの人とワンコが開場前から並んでました。熱気はまちがいなく過去最高!
いつもの出展ブースはもちろんですけど、新規の出展も目白押し。半分用事で出掛けていたので、正直なところ見切れないまま終了でした。
で、一番気になったのが、シニア向けのアイテムがより充実して来たことですね。アイテムも増えたし、内容が濃ゆ〜い♪ 色んなメーカーさんが本腰を入れているのが伝わって来ましたよ。
裏を返せば新規でワンコを飼い始める人は減少傾向で、ペットの総数も少なくなっている分、今居るワンコやニャンコとの暮らしを充実させようという流れが明確になったんでしょう。健康で長生き、健康寿命などという言葉も飛び交っていたように思います。
犬真としては、すでにそういった事を提案してきましたから、時代がやっとウチに追いついたという感じかな(笑) ちょっと上から目線で、語っちゃいました〜♬
本日は予定通り、家族全員でビッグサイトへ。もちろん目当てはインターペットです。
10時の開場に備え少し早めに到着しましたが、思った程の渋滞でもなく駐車場もスイスイ。ただ思ったよりも寒くて、開場の外で少し待っていた時間が一番辛かったかな。
で、開場するや関係各位のご挨拶回りをスタート。久しぶりの皆様と立ち話してから、ちょいと機能性サポーターの打ち合わせを会場横で。大阪からメーカーの方々が来られて、じっくりと商品の良い点を確認し、こちらからの要望もたくさん聞いてもらいました。今後の展開が楽しみです。これは、あらためてご報告します。
その後は別の打ち合わせを済ませてから、一来場者としてブースを入念に見て回りました。トレーナーもガンガン買い物してましたよ(笑) 小町は色んな人に可愛がってもらい、美味しいオヤツをこれまたガンガンいただきました。後半は眠かったんでしょうね。私の腕の中でグダ〜っとしてました。
毎度の事ながら、楽しいイベントです。ペット業界の最前線を実感できましたよ♪
毎年好例となったインターペットに、明日出掛ける予定です。どんな注目アイテムを見つけられるか、どんな情報を仕入れられるか、今から楽しみです。
多くの方は土日に遊びに行くパターンでしょうね。かつてSNSの顔合わせオフ会をやったりして、その時は毎日通ったりもしました。基本家族全員(ワンコ連れOK)で行ける、愛犬家にはとても楽しいイベントです。
開催場所は東京ビッグサイト。時間は朝10時から午後5時。今回は東1,2,3ホールでの開催となり、より広々と見て回ることができるでしょう。じっくり回ると1日では足りないほどです。またその報告は後日!
ワンコと暮らすのはとても素敵なことですが、20年近くそういう生活をしていても『???』と思う事は多々あります。
例えば、愛犬がふと何もない空間を見つめていたり、その後ちょっと唸り出したりとか。何があるのか、見えるのか、感じているのか、ちょっと怖くもなりますね(笑)
また何か言いたそうに、ジッと見つめられたりすることも度々。つい、「どうした?」とか普通に聞いちゃいますけど、喋ってはくれませんよね。ま、小町の場合は、大概ご飯の催促か散歩の催促だったりしますけど♬
何となく言いたいことは理解できるつもりですけど、分からないことはホント沢山あります。それが逆に良いのかもしれませんね。会話できたら、覚めちゃうかも(笑)
昔の仕事仲間から紹介されたのですが、何か偶然ならぬ必然のような流れで、犬真でも積極的に取り扱うようになる商品です。機能性サポーターであり、パテラや股関節のトラブルの持っているワンコには、手術以外にできる方法論としての期待が掛かります。
まだ具体的に犬真でどう取り扱うかは未定ですが、良いものであるのは実感できたので、メーカーさんと協力して普及して行きたいな、と考えています。どこまでの効果効能があるかは現時点では分かりません。ただ何かしらのプラスになるのは間違いないでしょう。
今年はこのアイテムを使ったセミナーやイベントを、犬真として色々と企画してみたいと思います。
詳しくはコチラで、確認を。
先日のマルオフに集ったお友達には、小町と誕生日が数日違いという仔が何頭かいて、気付くと3月生まれが多いことに驚きました。おそらく偶然でしかないと思うのですけど、どこか嬉しくなっちゃいました♪
また集ったお友達の中には、同じブリーダーさんを介して姉弟という実例もありました。 どこか顔つきが似ていると思ったら、実はそうだったということを聞かされ、妙に納得。あ、この姉弟は3月生まれじゃなかったですけど♬
小町には兄妹がいたはずですが、その後の消息は不明。血統書に興味がないんでルーツがどうなのかはブリーダーさんに問い合わせるしかありませんが、兄妹がどこに居るかも含めて、そういう事をあまり考えたことがありません。
でも血統書を元にルーツを調べ、親兄弟の所在を調べる手段もあるんだそうですね。ま、それが偶然にでも発覚すれば、もちろん嬉しくなることでしょう。積極的に調べるという気持ちはありませんけど、そういう楽しみ方もあるわけですし。
話がそれちゃいましたが、同じ犬種と同じ誕生月のワンコが居ると、なにか無性に嬉しくなっちゃうのは私だけでしょうかね?
犬を飼っている事の喜びは、こういった寝顔を側で見ていたりるすると実感できるものです。無防備にこんな可愛い寝顔を見せてくれるのは、何よりの幸せでもありますから。
どれくらい長くこういった幸せを感じ続けられるのかは、正直分かりません。あえて、知りたくもありませんけども。そんな先の話ばかりより、今のこの幸福感を大事にしたいな、と個人的には思っています。
仕事や用事が立て込んで時間に追われても、家に帰れば変わらぬ表情で待っていてくれる小町。どの飼い主さんも同じだと思うのですけど、これに癒されたり、活力をもらったり、はたまた嫌なことを忘れさせてもらったりと、それこそがワンコと暮らす最大の恩恵でしょう!
今日もそんな事を感じつつ、この寝顔に癒されてます。ワンコと暮らす喜びを噛みしめながら!
誕生日を迎えるたびに思うのは、月日の流れが早い事ですね。小町もまもなく6歳になります。しっかりプレシニア期なんですが、幸いな事に大きな病気やケガの心配も無く誕生日を迎えられそうで、何よりだと心底思ってます。
1歳になる前にはパテラが発覚、かなり重度という診断を受けて手術を英断しました。結果としてはそれが良い方向になったと思いますよ。手術後、一度もケンケンすることなく、痛そうな素振りも見せません。まだ成長期なのに長期間運動させないのは可哀想だし、長い目で見てもマイナス要素が大きいと考えてのことですけど、しっかりたくましく育ってくれたと思います♬
病気では胃腸炎になったりしたこともありますが、幸いこれも多少完治に時間は要しましたが、その後はまったく問題ありません。誤飲騒ぎは何度かやらかしてますが、それもノープロブレム。ひとまず笑い話で済んでますね。
去年一年ではまったく問題ありませんでしたし、これからもそうであって欲しいと思います。もちろん老化が進めば、何かしら問題が出ても仕方ないでしょう。パテラの際に発覚した股関節の形成不全による左右差があることや、それに起因する関節炎なども心配といえば心配。
そのためにも、元気な今のウチにしっかり筋肉を付けて、それを維持することを注意してます。また負担になるので、ウェイトオーバーもチェックしていますよ。ここ数年は3.6〜3.7kgをキープしていますが、できればもう少し絞りたいですね〜。3.8以上になると黄色信号です。
というように、普段から意識して色々なチェックは欠かせません。毎日身体中を触りまくって、何か違和感や変化が出ていないか、体重チェック以上にそれは入念にやりますよ。ま、ただ遊んでいるだけにしか見えないでしょうけど(笑)
何年生きてくれるのか、正直分かりません。先代と違って持病らしきものは、今の所見当たりませんし、ひとまずは股関節ですかね。歩く姿も毎日チェックして、違和感があれば病院へ行く予定ですが、とりあえず今の段階ではその心配もありません。ありがたいことです!
昨日は触れないようにしましたが、東日本大震災の発生から6年が経過しました。都度書いているとは思うのですが、我が家では小さい被害すらもありませんでした。被災者の方々には、今でもどこか申し訳ない気持ちが残っています。もちろん、私ごときに何か出来るとは思いませんが、できる限りの復興支援はしてきたつもりです。
6年経過で感じるのは、メディア等で取り扱われる震災ネタそのものが、薄くなって来たということ。SNSでもそれには特に触れない投稿が多く感じられました。流れる年月は記憶を薄らげてしまうものですけど、何か少し寂しくも感じます。そう感じたので、あえて昨日じゃなく今日、それに触れてみました。
過去を振り返ってばかりじゃ前に進まないのは分かりますけど、忘れた方がいい出来事とそうじゃない出来事を一緒には出来ませんよね。
何が言いたいかというと、本来やるべき事をやらないといけない国や行政、東電をはじめとする企業などが、あえて人々の記憶を薄らげようと作為的に動いているように思ってしまう事です。そして、まんまとその風潮に乗ってしまっているような直接被害を被っていない多くの国民の意識が、とても情けなく悲しいことだということです。
我々のような立場の人間も、いつどこでどんな災害に見舞われるか分かりません。それが明日、急にやって来る事も不思議ではない現実を、忘れてはいけないと思います。
小町はその震災から、約1週間後に生まれて来ました。母犬のお腹の中で地震を経験したのかな、などと思います。おそらく何も記憶に刻まれてはいないことでしょう。ウチに来てからそれほど大きな地震や災害に直面した事もありませんし、少しくらい揺れても動じません。雷の激しい時はオドオドしますけどね(笑)
ともあれ、いつ何時にどんな災害があっても、家族全員でしっかり行動できるようにはしておくつもりです。備えがどうこう、避難方法が云々、ではなくて、基本的な心構えが大事だと思います。
そしてデマや流布される作為的な情報に惑わされないよう、家族を守っていきたいと考えています。昨日も仕事場で全員黙祷を捧げました。その気持ちをこれからも大事にしたいと思います。
乳幼児が祖父母の家で飼育されていた犬に噛まれ、死亡するという事件が報道されてました。何とも痛ましい事件ですね。
犬の種類はゴールデンレトリバーで、4歳の雄とのこと。ハイハイができるようになった赤ちゃんに何を刺激されたのか、祖父母宅の愛犬がこのような悲しい出来事を起こしてしまいました。この犬は、通常室内でフリーにされていたそうです。
詳しい事を知りませんから、誰が悪いなどと言う気はありません。祖父母宅へ預けた両親にしてみたら、信じられないような出来事でしょう。初めて預けたわけじゃなかったそうだし、それまでも犬は室内でフリーにされていて、何も問題などなかったはず。
ともあれ、なぜこのような事が起きてしまったのでしょうか。もちろんしつけとか色々な要素が絡む事のは間違いありません。正確な事が判明しないと何ともいえませんが、加害者は犬ですので、おそらく詳細が判明する事はないでしょうね。
少し考えさせられる事件として、記憶に残りそうです。
犬を飼っている人にとって何より愛犬と一緒に居て良かったと思うのは、その愛犬が楽しそう&嬉しそうにしていることだと思います。帰宅した時に嬉しそうに笑顔で迎えてくれたり、散歩で楽しそうに走ったり歩いたり、ご馳走を目を輝かせて美味しそうに食べてたり、とにかく愛犬が喜んでいるのを見るのは嬉しいですよね♪
犬の笑顔って第三者からは判別しにくいけど、飼い主さんなら理解できると思います。ま、第三者でも楽しそうに遊んでいたりするのは、おそらく判ると思いますしね。
そして、まったく逆に愛犬が元気無かったり、まして辛そうにしているのを見るのは、飼い主さんにとっても辛く悲しいことです。これも犬を飼っている人なら、実感があると思います。
そういうネガティブな場面は、できるだけ少ないにこしたことはありません。
犬真では愛犬が楽しそうにしているシーンを、つまり笑顔で愛犬と暮らしてより多くの幸せを実感してもらうためのお手伝いをしたいと考えています。しつけもしかり、老犬ケアもしかり。少しでも長く、愛犬と充実した生活を過ごせるようにしたいと考えています。
そのために、最適となるであろうしつけ論やケア方法を常に意識しています。もちろんそれはケースバイケースなので、画一的なやり方にはならないでしょう。ワンコの個性、そして何より飼い主さんの要求が様々だからです。千差万別な個性に応じた、そして飼い主さんの理想の要求にできる限り近付けるよう、常々努力するのが犬真にとっては大原則だと思います!
最近、わがままになってきた小町は、例えば飼い主が帰って来てすぐにコンビニやらへ出掛けようとすると、えらい勢いで鳴き叫ぶこともあります。特定のモノや動物に対してギャン吠えしたりするのも含め、かつては見られない傾向でした。
クルマに乗っている時も、自販機前などでちょっと止めて降りようものなら、ギャンギャンヒーヒー(笑) 飼い主が見えていても鳴く事もあり、ま〜厄介です。比較的すぐに落ち着くのでまだマシですが。置いてきぼりにされるのが嫌なのは、分からなくはありませんけど。
で、トレーナーが対策として始めてみたのが言い聞かせ。「パパとママはちょっと食事して来るから、良い仔にして待っていてね」みたいな感じで、諭します♪
これが結構効果的だったりして。ま、100%成功とまではいきませんけども。
ただし、これはしつけのトレーニングとしては認められていません。そんなしつけ論は、大昔の無責任かつ何の裏付けも無い犬の飼い方大辞典みたいな本に書かれているような、都市伝説レベルのものというのが、トレーナー達の見解なのです。犬真でもそれをしつけとは考えません。
ただ意外と効果があった事は事例として目の当たりにしました。だからどうこう、というわけじゃありませんよ。
きっと、「何だろう? いつもと違うかな」程度にしか、小町は思っていないと予想してます。続ければ、やはり効果は出なくなるでしょうね。
去年の秋にツイートされたという、とある獣医師のつぶやき。この言葉だけを切り取ってみると、随分乱暴な意見に思えますが、モラルのある飼い主さんならその真意が理解できると思います。
とあるSNSで再び取り上げられていたので、ちょいと犬真流の見解を添えておきます。
何も経済的にゆとりが無い人の事を卑下しているのではなく、ただペットを飼うという事はかなり経済的な負担が必要であるのも事実なので、経済的余裕が無くて飼育できないという理由は許されない、その可能性があるなら飼うべきではない、ということを伝えたいのだと、私はすぐに理解しました。
ある意味、良心的な獣医師さんだと思いますよ。可愛いだけではダメ、ちゃんと最後まで世話をするのが大原則であり、いかなる理由であろうと途中で飼育放棄は許されません、ということを伝えるための意見の一部なんですから。
少し前に犬を飼いたいと相談してきた友人に、おせっかいながら説教したことをブログに書きましたけど、今回のツイートはそれと同じ意味合いだと思っています。犬に関わっている、動物の生き死にに直接向きあう獣医師さんだからこそ、誤解を恐れずに発信したのでしょう。
それなのに動物を飼った事があるかどうかも分からないような人間や、言葉尻だけを捉えてヒステリックに反応しているモラルの無い飼い主に、とやかく反論されているようで気の毒だなと思います。でもそれをあえて承知で発信しているはず。警鐘とは、まさにこういう立場の人、そして強いメッセージによって、効果を生み出しますから。
安易に動物を飼うという行為は、やはり問題があると言わざるをえません。ペットを取り上げる無責任なTV番組などがそれを助長したりもしてますが、もっとじっくりと考えて愛犬なり愛猫を迎えて欲しいですね。
もっと愛犬とハードルの低い社会で暮らしたいと思うだけに、今はあえてむやみにペットを飼う事は勧められません。