いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ


「小さなことから、コツコツと」
いい言葉です。





会うたびに元気になっている様子で、嬉しい限りです。


でも、同じ服装「動きやすい、洗濯しやすい、スニーカー」で何年も過ごしているとヒールが履けません(苦笑)。あれも、慣れですかねぇ。
ワンコとドライブするのは楽しみですよね。ウチもできるだけ時間(と機会)を作って、出かけるようにしています。実際ワンコを乗せたクルマを良く見かけますし、そういうシーンは微笑ましい光景として目に映る事でしょう。
ただ、意外とクルマの中でフリーにしている事例も多いですね。私たちはそれを推奨しません。なぜなら、先代さくらはフリーにしていて、急ブレーキの際にリアシート側からフロント側へと飛んで来て、結果腰を痛め余計なケガをさせてしまったからです。
止まっているクルマの中では自由でもいいけど、運転中はクレートなどのスペースに閉じ込めておく事でこういった事故を防止できます。なので小町は引き取りに言った際からこれまで、必ずクレート(ソフトもしくはハード両方)を必須としてドライブを楽しんでいます。
ハウストレーニングが成功したこともあってか、小町としてもフリーになるより落ち着いてクレートに収まっている感じもありますね。
写真はもっぱらカングーで使っているソフトクレートです。基本積みっぱなしで、いつもこれで小町を運びます。ソフトの良い所は、あたりが柔らかい事。急ブレーキや急カーブで身体が支えきれなくても、やさしくフォローしてくれますよ。
おそらく理想なのは狭めのハードをガッチリ固定する事でしょうね。フリーのままというのは、ちょっとした移動時でもNGと考えるのが、愛犬のためだと思います。
写真は、その集中しているチワワンズです。

もずくちゃんと仲良くなったら、もずくちゃんにもいろいろと教えてみようかと画策中です。猫ちゃんも、行動の原理を利用して、いろいろなことを教えることができるので、ちょっと楽しみです。
ワンコを飼う事で得られる癒し効果というか、どこか気持ちが和らぐような経験は、多くの飼い主さんが実感していると思います。
帰宅したときに嬉しそう(少なくともそう見える)に出迎えてくれたり、くつろぎタイムに寄り添って寝たり、嫌な気持ちを吹き飛ばしてくれることは間違いありませんよね。一緒に遊んだりも同様ですし、そういった関係性から絆を感じているはず。
これは幸せホルモンが作用しているから、というのが最近の研究で分かって来たことです。その正体はオキシトシンというホルモンの分泌にあるとか。
このホルモンは出産した母親に大量の分泌が見られ、母子の絆を深めるのに役立つらしいです。なので女性特有の物なのかと思いきや、ここにきて男性にも存在するのが分かったとのこと。これがワンコとの関係でも同様の効果を生むのだとか。
例えば身体を撫でたり、お腹をさするという行為から、このホルモンが出てヒーリング効果を感じられるという仕組みです。
ちなみに触られているワンコにも、同じようにこのホルモンが出ているそうです。これが幸せホルモンというわけで、そう思うとマッタリしている時の充足感(人も犬も)は、大いに納得できますね。
今も小町を膝の上で撫でながら、心地よくブログを書いてます。


お友達との交流を考えると、夕暮れ時間帯に散歩に出るのがベターなんですが、LEDライトを買ったとはいえ危険に思う事が多々あります。
ま、散歩する側のマナー(道路を占拠しながら集団で散歩する、周囲の交通の流れを確認しないでフラフラ歩く等々)もちょっと心配ではありますけど、ここで心配しているのは対自転車です。
何より怖いのが無灯火の自転車。無灯火で平然と走っている人ほど、歩道や車道に関係なくスピードを出しているし、マナーは悪い傾向を感じます。歩行者優先という意識が、全く無いんですよね。ルールも何もあったもんじゃない。
私はクルマやバイクが好きで、もちろん自転車も好きです。でもクルマを運転するドライバーの立場からみても、自転車乗りは要注意です。
死角から平気で飛び出して来る、車道を左側通行する基本を守らない(知らない?)、複数で並走する、スマホや携帯を見ながら運転する、とにかく不届き者が多いんで閉口します。
常に周囲の状況を確認しながら先を読み、自分の存在をさり気なく伝えつつ、スイスイと走ってくれるような人が少ないんですよね。これはクルマでも自転車でも同様。およそヘタクソの方が多いのは、日本の悲しい現状といえるでしょう。
ともあれ散歩時、そんな自転車に愛犬が轢かれたりしたら一大事ですから、こちらから率先して安全を意識しています。
最近は色んな場所で情報が簡単に入手できるためか、聞きかじりの情報(もしくは正しく理解していない鵜呑み情報)を真に受けているケースが増えてます。ペットショップで購入したワンコの多くは食糞するとか、精神的に病んでいるとか、それはケースバイケースでしょう。生体販売に関してペットショップの在り方、やり方にはとても賛同できませんけどね。
ワンコのしつけなどに関しても、同様です。少なくと10年前よりは飼い主さんの知識がかなり豊富になってきていると実感していますが、それゆえに誤った情報がまかり通ったりしているのかもしれません。
よくリーダー論を引き合いにする人はその典型です。強要、つまり力でねじ伏せる考え方が根底にあり、それを知ってか知らずかしつけの基本だと思っているケースをここでは指してます。30年くらい前の「犬の飼い方」なんて本を参考にしているようなもので、現代のしつけ方法から見ればナンセンスでしょう。
例えば犬を左側に配置させて歩かせる行為。リーダーウォークと呼ばれしつけの基本と言われています。確かにそれは一理あります。ただ、なぜ左側なのか?
これは軍用犬を連れた兵隊さんが右に銃を構えるのが基本であることから、必然的にそうなっただけ。国別に右側左側それぞれの交通ルールがあるのに、なんでだろうと思ったらルーツは軍用犬訓練にあったわけで、それならば理想は飼い主の意思で、両側ともリードを引っ張ることなく愛犬と歩けるようになるべきですよね。
正しいと思われる情報は、調べて行くうちにちゃんとした出所が判明しますし、そうでない場合は噂に過ぎなかったり、つまりは間違っていることが往々にあります。
ワンコの医療事例などはその典型で、少ない統計に基づいた判断が多かったりします。ちゃんと解明されていないことだらけ。治療といっても、ただ対処療法的に痛みや悪い部分を抑えるだけの薬の投与しかなく、完治できないケースも多いですから。
繰り返しますが、しつけだと日本では警察犬訓練の歴史が古く(ルーツは軍用犬訓練)それがスタンダードになってしまい、いまだ深く根付いてます。その派生からしつけ方法に至るわけですけど、ベースは訓練であって災害や事件の現場(元々は戦場)できっちり仕事をさせるための方法論。犬の個性を無視し強制するようなやり方なので、個人的には愛玩犬に使う方法論としては否定しています。
そういう訓練を受けたワンコ達の、どこか精気のないおとなしさは、可哀想に思うほどです。誤解のないよう付け加えると、立派に警察犬として活躍しているワンコは、そんな問題じゃありません。そういう施設で訓練を受けたけど警察犬になれず施設に残された犬達に、こういう事例があるということです。
ワンコが社会で適合するためには、その環境に応じたしつけが必須です。誰彼無く吠えかかったり、まして攻撃してしまうようでは論外。他人や他犬に迷惑をかけないのは、人間がそうであるのと同じ理屈で、適合できないワンコは外に出すべきじゃありません。でもそこで強制するのではなく、矯正するのがしつけの意味だと思います。
必要最低限のしつけ矯正が徹底され、できればノーリードで散歩できるような状況が好ましいですが、それを可能にできるのは人も犬も行政もすべてのしつけ管理が十二分に行き届いてから、だと思います。つまりまだまだ先の話でしかありません。
そのためには素人判断や聞きかじり情報に惑わされないよう、それなりに勉強し、頼れる専門家に相談することが大事だと考えています。
こんなモノがネットで紹介されていました。アメリカの獣医師さんが開発したワンコの爪に被せるゴムのリングで、これを装着することで滑りやすい床でも安心して歩かせることができる、というモノです。
ウチの小町のようにマルチーズ系は肉球の間の体毛が伸びてしまい、滑りやすくなります。なので肉球が大事なのかと思っていましたが、これによるとワンコの足先の構造は、もともと爪が地面を掘るようにしっかり掴むことで、滑らせることなく足を運ぶことができるようです。なので爪にラバーを被せることで床をグリップさせ、滑らせないという仕組みのようですね。
心配なのは、ウチの小町だとこれを自分で外して食べちゃいそうなことと、装着そのものを嫌がりそうな点でしょう。また定期的な足裏カットは従来通り、併用するのが前提だと思います。
サイズはXSからXXLまで6サイズ、赤青緑など色はサイズにより異なるようです。価格はどれでも$29。効果があるなら試してみたいですね。

ただ、ワンちゃんによっては慣れるのに時間がかかるワンちゃんもいるので、始めは短時間のお世話を何度かさせていただいて、様子をみて伺う時間をのばしていきます。物言わぬワンちゃんだからこそ、ボディランゲージをしっかりと見極めてお世話させてもらうように心がけています。
写真右は、ポッキーちゃんの妹分のビスコちゃん。
ポッキーちゃんのお世話の最中に居眠りzzzを始めていました。
フェイスブックなんかで、迷子や里親募集の情報がよく目に付きます。無理からぬ事情があるとはいえ、いまだ飼い主が飼育放棄をするケースは無くならないんですね。
ボランティアで保護犬の面倒を見て、新しい飼い主を探すのに懸命な活動をされている方々には、本当に頭が下がる思いで一杯です。ウチのトレーナーが友達の所属する保護団体のヘルプをしたり、譲渡会などの現場を何度も見て来たので、心底そう思います。
でも、個人では限界があります。いかに愛犬家であろうと、経済的な余裕、住環境の余裕、そういった現実的な面から考えて、保護犬をすべて救出することは出来ません。
じゃ、どうすべきなのか。ここからが、重要となります。
犬真としては、飼い主のモラルや意識を向上させることで、こういった不幸なケースを未然に防ぎたいと考えています。しつけもその一環、そしてケアに関しても同様です。飼い主がしっかり愛情と責任を持って終生飼育をする、そしてそれを徹底することが肝心だと思いますので。
そして前提として犬真ではしつけやケアを、決してボランティアでは引き受けません。あくまで仕事として、対価をいただいて、その代わり責任を持って引き受けます。それは、理想論ではペットを取り巻く環境そのものを変えて行くことは出来ないからですし、仕事として成立しないと継続も出来ないと思うからです。
少しずつでしかないでしょうが、意識の高い飼い主さんが増えれば、こういう問題も徐々に減少すると、信じています。
「そんなノンビリやってちゃ、多くの保護犬は助からない」と、思われるでしょう。それは否定できません。でも、この地道なやり方から先々で保護犬そのものが減少したとすれば、方法論として確立します。そう信じて、これからも活動していくつもりです。
こんにちは、最近ドッグハーブが気になっている犬真店長のmasamiです。
犬真では、ハーブを使った温湿布をサービスとして行っています。温湿布で体を温めた後に運動やストレッチを安全に行うためです。人でいうならば、運動の前に「準備運動で体を温める」行為ですかね。
以前老犬クリニックでシニア犬のお世話をさせてもらったとき、数種類のハーブをブレンドして使用していましたが、はじめはハーブの効果という部分ではあまり実感がありませんでした。
私自身「香り」が苦手で、ハーブに対していい印象を持っていなかったからだと思います。私の知っているハーブは、量販されていてティーバックになっているハーブティ。そんなに美味しいのかと首をかしげていました(苦笑)。
ただハーブを使って、ワンちゃんに温湿布を行っていると、当然のことながら私もその香りを何度も嗅ぐことになります。その時はじめて「ハーブっていいかも...」と感じ始めました。
ハーブ温湿布では、関節などを温める効果とワンちゃんのリラックス効果が期待されていますが、お世話をするわたしまでリラックスできた気がするんですよねぇ。
そして「論より証拠」。ほとんどのワンちゃんたちはハーブ温湿布を行うとウトウトzzz、もしくは寝てしまうんですよ。もちろん、濡れたタオルや香りが苦手なワンちゃんもいるので、温湿布を行うかどうかは、最終的にはワンちゃんの様子をみて決めます。
つい先日、ドッグハーブのプロの方にお話を伺う機会があり、私が疑問に思っていたことを質問させてもらいました。どんなハーブがいいのか、いけないのかなど、丁寧に教えていただき「ハーブの勉強も...」などと考えてしまうほど、奥の深い分野です。
わたしが使うハーブは、どのワンちゃんにも使える「ジャーマンカモミール」で、人が飲むハーブティを使うので、ワンちゃんにも安心です。カモミールの効果は、温湿布の場合、リラックス効果と抗菌作用で被毛がサラッサラッ〜でしょうか。排泄の後に、オチリを拭いてあげるのもワンちゃんは気持ちいいかもです。
ニオイは、記憶と密接に結びついているといわれています。ワンちゃんたちにとって「カモミール」のニオイが気持ちの良い、心地の良い記憶として残ってくれることを願って温湿布を行っています。
ハーブ温湿布もシニア犬シッターの料金に含まれているので、お気軽にご利用くださいませ。