いぬまさ裏日誌 - 最新エントリー

昨日は草加から一駅隣の松原団地方面へ、綾瀬川沿いに下るルートで散歩へ出ました。距離は長めですが、松並木の歩道や芝生の広場などがあるのでたっぷり運動させようという作戦です。
実は小町が膝をケガしたのがこの場所で、ビッコを引いてしまいそのまま病院へ。結局かかりつけではない整形外科に強い動物病院で、すぐに手術の段取りとなりました。いわばいわくつきの散歩コースです。
ただ行き道は綺麗に整備された区間もあって、散歩はしやすくなっています。また広場はワンコ連れで散歩をする人の溜まり場にもなっていて、ウチの近所よりも豊富な犬種が集まります。
同い年くらいのチワワに挨拶してもらったのキッカケに、珍しくマルチーズとたくさん出会いました。初ワンコにビビリ気味の小町でしたが、これも良い経験でしょう。
実はマルチーズの飼い主さんから、「何歳?、何kg?」と判で押されたように聞かれたのですが、3.8kg前後と伝えると驚かれました(笑)
どうやら小町は見た目、もっと軽く見えるらしいです。実際体長は同じくらいの仔もいましたが、そちらはせいぜい3.2kg。触った感じも華奢で、確実に軽かったです。
どうにもマルチーズとしては体格がガッチリで、胸回りの厚みが小町は凄いんですよ。ただ比較対象が多いのは参考になりました。やはり小町は3.4〜3.5kgくらいがベストでしょう。まだまだダイエットの道は遠いぞ、小町!!
犬真&SEVコラボイベントが、11月16日土曜日SEVショールームにて開催されます。概要は以下を参照してください。
★犬真提供「愛犬のしつけ・飼育無料相談会」
★日時:2013年11月16日(土) 午前11時30分〜午後6:00
★場所:SEV東京・五反田ショールーム
東京都品川区東五反田1-24-10 TEL.03-5423-7518 FAX.03-5423-0341
★相談内容例:しつけのこと。シニア期を前に愛犬にできること。シニア期を迎えた愛犬との暮らし方。犬を飼うにおいての疑問点全般。等々
犬との暮らしは千差万別です。「ウチの仔、こんなことするけど、他のワンちゃんはどうなの?」とか、「問題があるけども、どういう対応をすべきか判らない」「シニアの介護に必要な事は何?」など、犬育ての様々な疑問に、犬真がお応えします。
料金は一切不要です。一組につき約15〜20分間のカウンセリングを予定していますが、それゆえに事前予約を優先とさせていただきます。
予約のお申し込みはSEVショールーム東京へ直接ご連絡いただくか、当HPのお問い合わせフォーム(備考欄にしつけ無料相談希望と連絡先を明記していただき、希望時間を優先順位をつけて2,3明記の事)からお願いします。予約状況は随時このブログ内にてお知らせしますので、そちらをご確認ください。ただいま予約を受付中です。
なお、どんな事をしているのか、ひとまず見てみたいという方も大歓迎します。SEVの健康用やワンコ用、自動車用各種アイテムの無料体感もできますので、合わせて当日、SEVショールーム東京へぜひ足をお運びください。
秋になって食欲がさらに増進している小町。元々、食いしん坊ですけど、やはり涼しくなって身体を動かす時間が増えたことで、ことさら顕著になったように思います。
ダイエットを意識しているので、なるべくフード量もオヤツ量も必要最小限にしていますが、ゆえに余計お腹が空くんでしょうね。
ウチでは小町の食事を3回に分けています。朝、夕の2食にプラスして、夜に少しあげるパターン。これは1日の食事を2回じゃなく3回に分けているだけで、量そのものは増やしてません。夕方で切り上げると、朝方空腹から胃液を吐いてしまったりするんで、その対策です。
しかも3回目は、起き上がり小法師のような構造になっている知育玩具に入れ、本人の努力で食事にありつけるようにしたりして、暇つぶしも兼ねてます(笑)
前足で張り倒し、鼻先で転がし、いろいろ工夫しているのが微笑ましいですよ。ちょっとドガドガと音がうるさいですけども。
少し前から、小町がやけにくっついて来たり、暖かそうな場所に好んで居場所を作ったりしてます。もちろん例年のことですが、着実に寒くなりつつあるんですね。
小町自身は、寒さには結構強いほうだと思います。お散歩も寒い時期ほど、元気よく歩きますから。ま、その分暑さがテキメンにやる気を奪うようですけども。
冬支度で出したこたつ布団は、昨年も気に入っていた小町ですけど、すでに日干しして準備を整えていますが、早速それを有効活用しています。ちょっとベッド風に折り畳んだらより暖かさが感じられるようで、定番のお休み何処路になってしまいました。
我が家では、今年もこたつを主体にして冬を乗り切ろうとしています。小町的には居場所が増えて大歓迎なんでしょうね。
なんだか雨の多い秋ですね。そのため、思ったよりも散歩に行くことができない、もしくはショート散歩しかできない小町は、フラストレーションを溜めてます。また涼しくなったことで運動を長時間こなせるだけに、体力を持て余してしまいます。
なので、雨が降って自宅待機となると、家の中で激しくアピール。TVを見ていても、本を読んでいても、はたまたPCで仕事していても、彼女は何度となく鼻先で「ツン、ツン」と足にアタック。これがまた、執拗なんですよ。まったく。
仕方ないから遊んであげるんですが、元々飽きっぽい性格なんで、さっきまでボールに執着していたかと思うと、今度はコングに夢中になったり、タオル等で引っ張りっこしたかと思えば、カジリ系オモチャで一人遊びしたり。
そんなシーンを写真に撮ろうとしたら、いきなり立ち上がってカメラにアタック。で、こんな写真が撮れました。
最近は色んな場所で情報が簡単に入手できるためか、聞きかじりの情報(もしくは正しく理解していない鵜呑み情報)を真に受けているケースが増えてます。ペットショップで購入したワンコの多くは食糞するとか、精神的に病んでいるとか、それはケースバイケースでしょう。生体販売に関してペットショップの在り方、やり方にはとても賛同できませんけどね。
ワンコのしつけなどに関しても、同様です。少なくと10年前よりは飼い主さんの知識がかなり豊富になってきていると実感していますが、それゆえに誤った情報がまかり通ったりしているのかもしれません。
よくリーダー論を引き合いにする人はその典型です。強要、つまり力でねじ伏せる考え方が根底にあり、それを知ってか知らずかしつけの基本だと思っているケースをここでは指してます。30年くらい前の「犬の飼い方」なんて本を参考にしているようなもので、現代のしつけ方法から見ればナンセンスでしょう。
例えば犬を左側に配置させて歩かせる行為。リーダーウォークと呼ばれしつけの基本と言われています。確かにそれは一理あります。ただ、なぜ左側なのか?
これは軍用犬を連れた兵隊さんが右に銃を構えるのが基本であることから、必然的にそうなっただけ。国別に右側左側それぞれの交通ルールがあるのに、なんでだろうと思ったらルーツは軍用犬訓練にあったわけで、それならば理想は飼い主の意思で、両側ともリードを引っ張ることなく愛犬と歩けるようになるべきですよね。
正しいと思われる情報は、調べて行くうちにちゃんとした出所が判明しますし、そうでない場合は噂に過ぎなかったり、つまりは間違っていることが往々にあります。
ワンコの医療事例などはその典型で、少ない統計に基づいた判断が多かったりします。ちゃんと解明されていないことだらけ。治療といっても、ただ対処療法的に痛みや悪い部分を抑えるだけの薬の投与しかなく、完治できないケースも多いですから。
繰り返しますが、しつけだと日本では警察犬訓練の歴史が古く(ルーツは軍用犬訓練)それがスタンダードになってしまい、いまだ深く根付いてます。その派生からしつけ方法に至るわけですけど、ベースは訓練であって災害や事件の現場(元々は戦場)できっちり仕事をさせるための方法論。犬の個性を無視し強制するようなやり方なので、個人的には愛玩犬に使う方法論としては否定しています。
そういう訓練を受けたワンコ達の、どこか精気のないおとなしさは、可哀想に思うほどです。誤解のないよう付け加えると、立派に警察犬として活躍しているワンコは、そんな問題じゃありません。そういう施設で訓練を受けたけど警察犬になれず施設に残された犬達に、こういう事例があるということです。
ワンコが社会で適合するためには、その環境に応じたしつけが必須です。誰彼無く吠えかかったり、まして攻撃してしまうようでは論外。他人や他犬に迷惑をかけないのは、人間がそうであるのと同じ理屈で、適合できないワンコは外に出すべきじゃありません。でもそこで強制するのではなく、矯正するのがしつけの意味だと思います。
必要最低限のしつけ矯正が徹底され、できればノーリードで散歩できるような状況が好ましいですが、それを可能にできるのは人も犬も行政もすべてのしつけ管理が十二分に行き届いてから、だと思います。つまりまだまだ先の話でしかありません。
そのためには素人判断や聞きかじり情報に惑わされないよう、それなりに勉強し、頼れる専門家に相談することが大事だと考えています。
近所の散歩コースではテンションが今ひとつ上がらない傾向の小町ですが、公園だと元気にはしゃいでダッシュしたりもします。気持ちがどうあれ、健康のためにガンガン歩いて欲しいとは思うのですが、テンションが上がって率先して歩いてくれるなら、文句は言いません(笑)
小町は特に県民健康福祉村のような広い芝生の広場が好きな様子ですけど、ちょっと林の中を歩く事の出来る草加公園のような所も好きですね。アップダウンのある場所をグイグイと力強く歩くのは、負担は少なくて足腰にはとてもいいですから。
夏場はさすがに長続きしませんけども、ともあれ公園だと元気にしています。おそらく気分もかなり違うんでしょう。なのでワンコや人との触れ合いというより、あくまで運動メインとして連れて行くことが多いですね。
散歩に出ると、何より小町の楽しみなのが臭い嗅ぎ。フンフンと電信柱や塀の角、道ばたと所構わず嗅いでます。そちらに集中するあまり、散歩がおろそかになることもあります。
まったく自由にさせるのもどうかと思いますが、特に雨などで散歩に行く事が出来ない日が続いた後などは、ある程度は許容しています。イアン・ダンバー先生によると、ワンコにとって最大のご褒美は臭い嗅ぎらしいですから(笑)
あまり酷い時は引き離したり、追い立てたりして止めさせます。また道の中央は比較的臭いの対象が少ないので、道ばたよりはセンターを歩かせたりします。だいたい臭いはオシッコ跡が主体ですから、どうしても柱や隅っこが多いですね。そこを避けるのも方法論ということになります。
ただ、この場合後続からの自転車などに迷惑だったりするし、わざわざ危険にさらすのはNGですから、よく周囲の状況を確認するのが大原則ですけども。
人によっては、臭い嗅ぎそのものをNGとしてしつけをすることもあります。でも犬真としては、適度に臭い嗅ぎを行わせてストレスを溜めないメリットを重視している、という事です。
こんなモノがネットで紹介されていました。アメリカの獣医師さんが開発したワンコの爪に被せるゴムのリングで、これを装着することで滑りやすい床でも安心して歩かせることができる、というモノです。
ウチの小町のようにマルチーズ系は肉球の間の体毛が伸びてしまい、滑りやすくなります。なので肉球が大事なのかと思っていましたが、これによるとワンコの足先の構造は、もともと爪が地面を掘るようにしっかり掴むことで、滑らせることなく足を運ぶことができるようです。なので爪にラバーを被せることで床をグリップさせ、滑らせないという仕組みのようですね。
心配なのは、ウチの小町だとこれを自分で外して食べちゃいそうなことと、装着そのものを嫌がりそうな点でしょう。また定期的な足裏カットは従来通り、併用するのが前提だと思います。
サイズはXSからXXLまで6サイズ、赤青緑など色はサイズにより異なるようです。価格はどれでも$29。効果があるなら試してみたいですね。

ただ、ワンちゃんによっては慣れるのに時間がかかるワンちゃんもいるので、始めは短時間のお世話を何度かさせていただいて、様子をみて伺う時間をのばしていきます。物言わぬワンちゃんだからこそ、ボディランゲージをしっかりと見極めてお世話させてもらうように心がけています。
写真右は、ポッキーちゃんの妹分のビスコちゃん。
ポッキーちゃんのお世話の最中に居眠りzzzを始めていました。
今週は天気が良さそう、なんて思ってたらしっかり雨。しかも予想よりも早く降り出してしまい、小町の散歩へ出かけられず...。
で、テンションが上がらない小町は、ふて寝状態です。雨だとなかなか起きてこない小町ですが、どこかそういう雰囲気を察知するのかもしれませんね。
ただふて寝はいいけど、どうやら肌寒いらしく、ブランケットにもぐり込んでます。寒い時期のほうが元気な小町ですが、おとなしくしている時とかはこんな感じで暖を取るのも好きですよ。
短毛種のワンコなんかには、厳しい時期になってきますね。洋服を着て散歩する光景が、当たり前の時期でもありますから。
昨日から好天が続いてますね。小町も快適にロング散歩を続けてます。これまで太陽は避けるようにしていましたが、今ではかえって太陽が有り難く感じるほど。日光を浴びるのが気持ち良く感じるのは、ワンコも人間も同じようです。
今日も午前中からまずはショート気味の散歩へ。涼しい空気に包まれ、日光の暖かさが実に心地よく感じられました。
小町もスタスタ歩くというより、時折立ち止まって全身で光合成状態が多かったかな。天気の良い1週間になりそうですから、この調子でガンガン歩いてもらいましょう。
そういえば体重はここのところ3.8kgをキープ。3.9kgという数字はとりあえず見てません。まだダイエット成功とまではいえませんが、この調子で絞って行きたいですね!
フェイスブックなんかで、迷子や里親募集の情報がよく目に付きます。無理からぬ事情があるとはいえ、いまだ飼い主が飼育放棄をするケースは無くならないんですね。
ボランティアで保護犬の面倒を見て、新しい飼い主を探すのに懸命な活動をされている方々には、本当に頭が下がる思いで一杯です。ウチのトレーナーが友達の所属する保護団体のヘルプをしたり、譲渡会などの現場を何度も見て来たので、心底そう思います。
でも、個人では限界があります。いかに愛犬家であろうと、経済的な余裕、住環境の余裕、そういった現実的な面から考えて、保護犬をすべて救出することは出来ません。
じゃ、どうすべきなのか。ここからが、重要となります。
犬真としては、飼い主のモラルや意識を向上させることで、こういった不幸なケースを未然に防ぎたいと考えています。しつけもその一環、そしてケアに関しても同様です。飼い主がしっかり愛情と責任を持って終生飼育をする、そしてそれを徹底することが肝心だと思いますので。
そして前提として犬真ではしつけやケアを、決してボランティアでは引き受けません。あくまで仕事として、対価をいただいて、その代わり責任を持って引き受けます。それは、理想論ではペットを取り巻く環境そのものを変えて行くことは出来ないからですし、仕事として成立しないと継続も出来ないと思うからです。
少しずつでしかないでしょうが、意識の高い飼い主さんが増えれば、こういう問題も徐々に減少すると、信じています。
「そんなノンビリやってちゃ、多くの保護犬は助からない」と、思われるでしょう。それは否定できません。でも、この地道なやり方から先々で保護犬そのものが減少したとすれば、方法論として確立します。そう信じて、これからも活動していくつもりです。